TRUE BELIEVER

もうふりむかない 戻れない昨日に 涙捨て 限りない明日を 信じていたい

ジャパンカップダート

今年はジャパンカップダートが阪神の1800mで実施されるって聞いたんで
「また東京競馬場の改修工事でもするんかな。」
とか思ってたら、どうやら今年以降ずっと阪神開催になるみたいね。

なんかジャパンカップダートってさ、ジャパンカップ前日の土曜日開催で日の目を見なかったり、国際交流競走なのに外国馬が1頭も来日しなかった年があったり、そもそも来日する外国馬の数が少なくて例年一流馬の参戦は皆無だったりと、何かと不遇を託(かこ)っているGIという印象なんだけど、阪神に都落ち(笑)してますますローカル感漂うGIになっちゃったね。
まぁ華が無いレースなのは仕方ないとしても、せめてコースだけでも東京ダート2100mに戻してくれんかなって思うよ。阪神ダート千八とか準オープンかよって感じだもんね。

ところで、今年アメリカから参戦する外国馬にフロストジャイアント(牡5)って馬がいるんだけどね。
この名前を聞いて「Wizardry」を思い出したのは、おれだけじゃないハズだ。(笑)

「Wizardry」なつかしいね。フロストジャイアントって全然強くないのに倒したときに得られる経験値がやたらと高くて美味しい敵だった。ドラクエでたとえて言うなら「逃げないはぐれメタル」ってとこかな。(笑)

あと、またまた話は変わるけど、ジャパンカップダートといえば思い出すのはやっぱりクロフネが勝った2001年のレースだね。1頭だけ次元の違うレースぶりで後続を7馬身ちぎって大楽勝、勝ち時計2分5秒9は芝コース並みの猛タイムで、当然のレコード。
いや、本当にクロフネが走ってたところだけ芝が生えてたんじゃないかって思うぐらい、圧倒的な強さだったもんね。あの衝撃は今でも鮮明に覚えているよ。あの馬が翌年無事にドバイ遠征してたら世界の舞台でどこまで強さを発揮できたんだろうって今でも思うし、屈腱炎での早過ぎる引退が本当に惜しまれる。

あ、ジャパンカップダートの予想は、枠順が発表されたら後日改めて書きます。
・・・気が向いたら、ね。本当に書くかどうかは約束できん。

テーマ:競馬 - ジャンル:スポーツ

  1. 2008/12/03(水) 12:23:45|
  2. スポーツ全般
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

予想しないよ

ジャパンカップだねぇ。
なんかこのレースとは昔っから相性悪いんだよな、おれ。

1994年 マーベラスクラウンなんざ最初っから眼中になく、何買ったかも覚えてない。
1995年 ランド本命、エルナンド対抗で勝負も痛恨の1着3着。
1996年 バブルガムフェロー軸で大惨敗。
1997年 パドック見て5本足のピルサドスキーを切り捨てて涙目。
1998年 エルコンドルパサーは押さえるも横典エアグルーヴを消してアウト。
1999年 スペシャルウィーク本命、モンジュー無印までは予想できたが、2着の香港馬を拾えず。
2000年 テイエムオペラオーとファンタスティックライトの1点買い、ハナ差で1着3着。
2002年 人気薄の外国馬2頭を買えるハズもなく轟沈。
2003年 ネオユニヴァースを軸に上位3頭に流して見事なまでのキレイなタテ目。

なかでも痛恨の思い出は1995年だな。
まず1番人気だったナリタブライアンは無いと踏んで切り捨て、堂々のランド本命、対抗にエルナンド。これ、かなり自信あったんで2000円ぐらい注ぎ込んだんだよね。馬連のオッズは70倍ぐらいだったから、当たればおよそ14万円の臨時ボーナスだったんだけど。
最後の直線、女傑とかいう馬が頑張っちゃって、エルナンドを競り落として2着にきたもんだから、14万円相当の金券になるハズだった馬券は紙屑に。
「中舘〜!お前は福島で走っとけアホ!」
ってわめいてた。

1997年も、悔しい思いをしたっけな。
来日してきた外国馬のなかでも超がつく大物だったピルサドスキー(バーデン大賞、ブリーダーズカップターフなどGI5勝、凱旋門賞2年連続2着にキングジョージ6世&クイーンエリザベスS2着など実績は超一流。)を当然買い目に加えたんだけど、レース前のパドックで激しく馬っ気を出して怒張したナニをブンブン振り回してたのを見て、買うのを止めた。
「うわぁ、1頭だけ5本足の馬がおるで!」
なんて失笑してたもの。(エアグルーヴに見せて悩殺してたという噂もある・笑)
普通あれだけの馬っ気を出してしまったらレースに集中できなくて惨敗するモンなんだよね。人間でも一緒で、これからが大事な勝負!ってときに女性に欲情してイチモツおっ立ててるアスリートなんて、普通は居ないわけで。
だけど、ピルサドスキーの場合はアレが好調の証しだったらしいんだよね。最後の直線でエアグルーヴが競り負けて2着になったのは
「きゃっ!近寄らないでヘンタイ!」
ってエアグルーヴがピルサドスキーにひるんだからかも。(笑)
なので、ピルサドスキー×エアグルーヴの仔を見てみたいってずっと思ってるんだけど、今のところ実現してないみたいね。これ余談。

あと、これは自分のことじゃないんだけど、1999年に梅田のWINSでおれの前に並んでたヤンキー風のお姉ちゃんがモンジューの単勝に20万円注ぎ込んでたのを目撃したんだよね。
その数時間後、スペシャルウィークが先頭でゴールを駆け抜けた瞬間、おれは自分の馬券が外れたことよりも、そのヤンキー風のお姉ちゃんが頭をよぎったよ。(ちなみにモンジューは4着。)

まぁそんなわけで、ジャパンカップが予想しにくいっていうのは、結局外国馬の取捨がポイントになるからなんだろうね。
凱旋門賞馬モンジューをはじめ海外の大レースを勝った強い馬でも苦戦するかと思えば、ランドとかシングスピールとかファルブラヴとか前評判は決して高くなくても日本の馬場に適性のある馬が勝っちゃったりするし。

要するに、プロ野球の外国人選手と一緒なんだろうな。バリバリの現役メジャーリーガーでも日本の野球に馴染めず結果を残せなかったり、そうかと思えば3Aクラスの無名外国人がきっちり適応して活躍したり。

まぁそんなわけで、馬券買う予定もないしジャパンカップの予想は止めておこう。今回はじっくり見物させて頂きますよ。

テーマ:競馬 - ジャンル:スポーツ

  1. 2008/11/29(土) 00:09:56|
  2. スポーツ全般
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

望実さんがアップを始めました

何かしらんがWBCの日本代表に選出されて、韓国戦に2番ファーストでスタメン出場して、1塁線を破る2塁打を放って、その後3塁へ進塁して、次打者の内野ゴロで本塁突入して韓国のキャッチャーをスライディングで弾き飛ばして決勝のホームを踏んで3-1で勝利して、田中マー君が勝ち投手になる夢を見た。

いや、あくまで夢のお話だけど。正夢ってやつかな。(そんなわけあるかい・笑)
あ、でも日本が韓国に勝つってのは正夢です、きっと。

というわけでオファーお待ちしております、原監督。
ずいぶん病んでるな、おれ。

テーマ:野球全般 - ジャンル:スポーツ

  1. 2008/11/25(火) 08:19:55|
  2. スポーツ全般
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

出張中に読んだ本

深酒とか深酒とかたまに仕事とかしてた(笑)先週の出張だったけど、何だかんだで移動の新幹線のなかで本を2冊読んだ。まず1冊目は↓こちら。

覚悟のすすめ 著/金本知憲 出版/角川書店

ご存知「虎の鉄人」金本知憲選手(阪神タイガース)の著書。
個人的に、おれはこの人に5代目ミスター・タイガースの称号を与えても良いと思うんだ。過去にミスター・タイガースと呼ばれた藤村冨美男、村山実、田淵幸一、掛布雅之の4人と違って生え抜きではないけれど、金本選手の偉大さに比べれば、そんなの些末な問題でしかない。打者としての風格といい残してきた実績といい、ミスター・タイガースを名乗るに相応しい大選手だと思うよ。

んで、本を読んでの感想は、何よりこの人は本物のプロフェッショナルなんだなぁということ。
現在も更新中の連続試合フルイニング出場の世界記録も、40歳を超えてもなお虎の4番に君臨し続ける身体能力も、徹底した自己管理がもたらすものだと思うんだけど、それも偏(ひとえ)に高いプロ意識があるからこそ為せる業なんだろう。

もうひとつ気づいたのは、この人の野球観は少なからず東北楽天ゴールデンイーグルスの野村克也監督に通じる部分があるということ。同じチームに所属していたことのないノムさんが自身の著書で金本選手を高く評価していたのも合点がいく。

それにしても、常人には到底成し得ない「努力」を、サラッと「当たり前のこと」と言ってのける金本アニキはやっぱり凄い人物だと思うよ、ホントに。

もう1冊は↓こちら。

深層「空白の一日」 著/坂井保之 出版/ベースボール・マガジン社新書

こちらは、正直言って期待外れ。
「空白の一日」とは言うまでもなく30年前に球界を震撼させた一連の江川事件のことなんだけど、「深層」という割りに何か目新しい情報が出てくるわけでもなく、しかも江川問題についての話題はおよそ1/3にも満たない。
後半では4年前のオリックスと近鉄合併に端を発した球界再編騒動にも触れているんだけど、何というか
「ジャイアンツ(及びその親会社である読売グループ)への恨み節が言いたかっただけなんじゃね?」
としか思えないんだよね、端的に言って。
まぁ、坂井氏といえば過去に西武とダイエーで球団社長を務めていて、読売主導の球界にあって長年にわたって煮え湯を飲まされてきた苦い思いがあるんだろうけど・・・何だかねぇ。球界再編騒動のときは、この人テレビで結構良いこと言ってたんだけどな。

まぁ、おれはアンチ巨人だし、ナベツネの存在こそが球界のガンだとは思ってるけどさ、何でもかんでも強引に「諸悪の根源は読売(とナベツネ)だ」という結論に結びつけようとする、まず「読売憎し」ありきの主張には少々違和感を感じた次第。
  1. 2008/11/14(金) 06:42:46|
  2. スポーツ全般
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

お見それしました

シーズン開幕前に、今年のプロ野球の順位予想をしてたんだけどね。
http://truebeliever.blog103.fc2.com/blog-entry-351.html

今さらながら、自身の不明に恥じ入るところだね。開幕前は5位に予想した埼玉西武ライオンズが見事リーグ優勝、そしてジャイアンツとの日本シリーズも制して4年ぶりの日本一。

イキのいい若い選手が多いので、一気にブレイクすれば台風の目にはなりうる

とは書いたけどさ、まさかここまでやるとは思わなかったというのが正直な印象。いや、お見それしました。そして日本一おめでとうございます。

それにしても、今年の日本シリーズは戦力的に見て圧倒的にジャイアンツ有利と思ってたけど、一進一退で見応えがあったね。

第2戦と第3戦を連敗して一気に持っていかれるかと思いきや、第4戦で岸投手が完封してジャイアンツに傾きかけた流れを取り戻す。
第5戦を取られて王手をかけられた第6戦、やはり岸投手のロングリリーフで踏ん張り、逆王手に持ち込む。
2度にわたってチームの危機を救った岸投手のピッチングはMVPを受賞するに相応しい、素晴らしい内容だった。

そして、元虎戦士でシリーズのラッキーボーイといっていい平尾博嗣選手の活躍は、タイガースファンとしては感慨深かったね。過去にタテジマのユニフォームを着ていた選手が頑張ってる姿を見るというのは嬉しい限りだよ。

まぁとにかく、ナベQ監督おめでとう。
つーかこの人、昔はいわゆる「しょうゆ顔」のイケメンだったけど、最近はハゲ・・・失礼、額がずいぶん広くなっちゃったね。あと、かつてはスリムな長身だったけど、今は(打撃コーチの大久保ほどじゃないけど)はち切れそうな体型してるし。月日の流れは残酷というか、容赦無いモンだな。(笑)

んで、日本一になった埼玉西武ライオンズにはアジアシリーズっていう罰ゲーム(?)が待ってるわけだけど、今年のアジアシリーズの出場チーム見て思わずフイタ。
http://www.npb.or.jp/asia/

中国代表:天津ライオンズ
韓国代表:SKワイバーンズ
台湾代表:統一ライオンズ
日本代表:埼玉西武ライオンズ

ライオンズばっかりじゃねーか。(爆)
これで韓国から三星ライオンズが出てりゃ完璧だったのに。相変わらず空気の読めないヤツらだ。(違)

テーマ:西武ライオンズ - ジャンル:スポーツ

  1. 2008/11/11(火) 01:11:11|
  2. スポーツ全般
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

恐れ入った

いやぁ、これは近年稀に見る好レースだったんじゃないかな?
最強の牝馬2頭の壮絶な一騎打ちは、10分以上もの写真判定の末、僅か2cmのハナ差。これがエリザベス女王杯じゃなくて天皇賞・秋だっていうんだから恐れ入る。しかも従来のレースレコード(99年スペシャルウィークの1分58秒0)をコンマ8秒も縮めるレコード勝ちのおまけつき。いやほんと、どんだけ強いんだこの2頭。

もちろん勝ったウオッカは強いのひと言に尽きるんだけど、故障からの休養明け緒戦で1000mを58秒7のペースで逃げて、それでも潰れないダイワスカーレットも化け物だね。おれは天皇賞の予想で「この2頭は牝馬だと思わない方がいい」とは言ったけどさ、
http://truebeliever.blog103.fc2.com/blog-entry-603.html
ここまで来ると、コイツらは本当にサラブレッドなのかとさえ思えてくる。

3着に入ったディープスカイも負けてなお強し。レコードタイムから僅かにクビ差遅れただけだし、今回はたまたま前に怪物が2頭いたって話で、そのポテンシャルの高さは存分に見せつけてる。3歳秋の段階でこれだけのレースができれば上等でしょう。

ちなみに、おれの予想は

◎ディープスカイ(3着!)
○ウオッカ(1着!!!)
▲ダイワスカーレット(2着!!)
△ドリームジャーニー(10着・・・)
×アドマイヤフジ(11着・・・)

順番は違ったけど上位3頭は一応的中。もっとも、順当過ぎる本命サイドの決着なんで「勝ちやー!」って大騒ぎするほどのことじゃないけど。

いやぁ競馬って、本当に素晴らしいもんですね。(水野晴郎風に)

テーマ:競馬 - ジャンル:スポーツ

  1. 2008/11/04(火) 12:41:50|
  2. スポーツ全般
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

あれから20年(10.19) Part2

前回↓の続き。
http://truebeliever.blog103.fc2.com/blog-entry-590.html

第1試合終了からおよそ20分後、運命の最終戦、第2試合が始まる。
この時点で、上位2チームの成績は以下の通り。

西武・・・73勝51敗6分(勝率.589)で首位。(全日程終了)
近鉄・・・74勝52敗3分(勝率.587)でゲーム差無しの2位。(残り1試合)

この試合で近鉄が勝てば逆転優勝、引き分けか負けなら西武の優勝が決まる。
そして、当時の規定は
「(9回打ち切りとなるダブルヘッダー第1試合を除き)延長は12回まで、ただし試合開始から4時間を経過した場合、新しいイニングに入らない。」
というものだった。この規定が、後に大きな意味を持つことになる。

試合は2回にロッテが先制、またも近鉄は苦しい戦いを強いられる。
1-0で迎えた6回表、近鉄は1死2塁と同点のチャンスを迎え、打席にはこの年中日ドラゴンズから移籍し、近鉄躍進の立役者となったラルフ・ブライアント選手(1995年引退)を迎える。
ここで、ロッテはブライアントを敬遠し、次打者のベンジャミン・オグリビー選手との勝負を選択。
ミルウォーキー・ブルワーズ時代の1980年にはメジャーリーグのホームラン王に輝いたこともあるオグリビーにとって、目の前でブライアントを敬遠され、自身と勝負されるというのは屈辱だったに違いない。(余談だけど、ブライアントはアメリカでの実績において遥かに格上のオグリビーに対し、直立不動で敬意を込めて「サー」と呼んでいたらしい。)
オグリビーは意地のセンター前タイムリーを放ち、近鉄は同点に追いつく。

勢いに乗る近鉄は7回表、吹石徳一選手(この年限りで引退・タレント吹石一恵の父)と真喜志康永選手(現・北海道日本ハムファイターズ内野守備コーチ)の伏兵2人にソロホームランが飛び出し、2点を勝ち越す。
その裏ロッテの反撃にあい2点を返され同点となるが、8回表に主砲ブライアントに待望の一発が飛び出し、近鉄は4-3と再びリード。

8回裏からは第1試合に続き、エース阿波野がリリーフで登場。一気に近鉄優勝のムードが高まったが、阿波野はこの年に松永浩美選手(阪急ブレーブス=当時)と激しく首位打者を争っていた高沢秀昭選手(現・千葉ロッテマリーンズ2軍コーチ)に痛恨のソロホームランを打たれ、またもや同点に。

9回表、2アウトから大石第二朗選手(=大二郎・現・オリックスバファローズ監督代行)が2塁打を放ち出塁。
次打者の新井宏昌選手(現・福岡ソフトバンクホークス打撃コーチ)は3塁線へ強烈な打球を放つも、守備の名手サード水上善雄選手(現・北海道日本ハムファイターズ2軍コーチ)が横っ飛びで好捕、そのまま1塁へダイレクトに送球する超ファインプレーを見せ、近鉄は得点ならず。

余談だけど、このプレーが飛び出した瞬間、実況していたアナウンサーは
「This is プロ野球!」
と絶叫して、その直後にニュースステーションの画面に切り替わって久米宏が
「こちら Tihs is ニュースステーションでございます。」
と言って軽く笑ってしまったことを覚えている。(ちなみに、この日のニュースステーションでは番組の予定を急遽変更して、この試合を延々放送し続けた。)

そして9回裏、問題のシーンが起こる。
マウンドの阿波野は先頭打者にヒットを許し、次打者の送りバントが内野安打となって無死1,2塁のピンチ。
ここで、阿波野は2塁へ牽制球を投げる。これが高めに浮き、セカンド大石がジャンプしてキャッチ。大石は着地しながらランナーへタッチ、アウトの判定。このとき、大石が2塁走者をベースから押し出したようなかたちになったため、ロッテの有藤道世監督が塁審に猛抗議を開始。

「延長は12回まで、ただし試合開始から4時間を経過した場合、新しいイニングに入らない。」
という規定があるため、近鉄は時間とも戦わなければならない。
試合開始から既に3時間半が経過しており、近鉄ベンチは苛立ちを隠せない。スタンドからも有藤監督への野次や怒号が飛び交うなど球場全体が不穏な空気に包まれる。
結局有藤監督の抗議は9分間にも及び、結果的にこれが近鉄に重くのしかかった。

その後、近鉄は2死満塁のピンチを招くが、愛甲猛選手(2000年引退)の放ったあわやサヨナラヒットかという当たりをレフト淡口が懸命のダイビングキャッチ、地面スレスレで打球を押さえ、ピンチを免れた。

試合は4-4のまま延長10回表に突入。
この時点で規定の4時間が迫っていたため、近鉄の攻撃は事実上この回が最後。
先頭打者のブライアントがエラーで出塁、代走に安達俊也選手(1995年引退)が送られる。続くオグリビーは三振で1アウト、次打者にベテランの羽田耕一選手が代打で起用される。
その羽田が打った初球は無情にもセカンド正面のゴロ、併殺打に倒れてしまう。こうして10回表の近鉄の攻撃は無得点に終わり、この時点で試合開始から3時間57分、残る10回裏を3分で終わらせることは実質的に不可能で、ここに西武ライオンズの4年連続リーグ優勝と近鉄バファローズの2位が決まった。

優勝の可能性が消えても最後の守りにつかなければならなかった近鉄ナインは、涙ながらにグラウンドに散っていった。近鉄は10回裏ロッテの攻撃を無得点に抑え、ゲームセット。4-4の引き分け。
最後まで負けなかった近鉄だったが、しかし勝利の女神は最後に微笑まなかった。

000 001 210 0 =4 近鉄
010 000 210 0 =4 ロッテ

(本)マドロック17号 吹石2号 真喜志3号 岡部11号 ブライアント34号 高沢14号

西武・・・73勝51敗6分(勝率.589)で優勝。(全日程終了)
近鉄・・・74勝52敗4分(勝率.587)でゲーム差無しの2位。(全日程終了)

あれから20年、熱戦の主役となった近鉄バファローズは消滅、ロッテオリオンズもチーム名を変えて千葉を本拠地とするチームになっている。

そして、舞台となった川崎球場は現存してはいるものの、スタンドが撤去され、当時とはずいぶん様変わりしている。

兵(つわもの)どもが夢のあと・・・だね。

テーマ:プロ野球 - ジャンル:スポーツ

  1. 2008/11/03(月) 00:58:58|
  2. スポーツ全般
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

あれから20年(10.19) Part1

ひとつ前に「あれから10年」ってタイトルで記事を書きながら思ったんだけど、よくよく考えたら「あれ」からは、もう20年経ったんだね。

伝説の10.19川崎決戦。ロッテオリオンズ(現・千葉ロッテマリーンズ)vs近鉄バファローズ(2004年限りで球団消滅)のダブルヘッダー。30代以上のプロ野球ファンなら覚えてる人も多いんじゃないかな?
ふと思い出したんで、某ようつべで当時のドキュメンタリー番組を改めて見てみたよ。(諸般の事情によりリンク先は不提示・笑)
なので、今度はそっちの話題を書いてみるか。ヒマだな、おれも。(笑)

昭和最後のプロ野球となった1988年のシーズンは、パ・リーグの首位争いが熾烈だった。
首位西武ライオンズが安定した戦いぶりで2位近鉄バファローズに一時は最大8ゲーム差をつけて独走していたものの、シーズン終盤に近鉄が怒濤の追い上げを見せ、首位に肉薄。そして、運命の10月19日を迎える。ちなみに、この時点で両チームの成績は下記の通り。

西武・・・73勝51敗6分(勝率.589)で首位。(全日程終了)
近鉄・・・73勝52敗3分(勝率.584)で0.5ゲーム差の2位。(残り2試合)

2位近鉄はダブルヘッダーに連勝すれば逆転優勝。ただし、1試合でも落とせば(引き分けでもダメ)優勝できない。

とまぁ、このような状況で始まった第1試合、終盤まで3-1と2点のリードを許し苦戦していた近鉄は、8回表に代打の村上隆行選手(現解説者)が2点タイムリー2塁打を放ち、同点に追いつく。
8回裏を守護神・吉井理人投手(現・北海道日本ハムファイターズ投手コーチ)が0点に抑え、9回表へ。ちなみに当時は「ダブルヘッダーの第1試合は延長戦を行わず9回で打ち切り。」という規定があったため、近鉄はこの回に何としてでも勝ち越さなければ優勝できない状況だった。

近鉄は1アウトから淡口憲治選手(現・東京ヤクルトスワローズ2軍コーチ)が2塁打を放ち、勝ち越しのチャンスを作る。淡口の代走に佐藤純一選手(現・パ・リーグ審判員)が起用される。ここでロッテは同点ながらリリーフエースの牛島和彦投手(前・横浜ベイスターズ監督)をマウンドに送る。

次打者の鈴木貴久選手(故人)は、代わった牛島からライト前にヒットを放つ。2塁走者佐藤は3塁を蹴ってホームへ。しかしライトからの好返球に佐藤は三本間に挟まれ、タッチアウト。呆然とする佐藤と近鉄ベンチ。(その間に打者走者の鈴木は2塁へ進塁。)

2アウトとなって後がない近鉄は、ここでこの年限りで現役引退を決めていた「こんにゃく打法」梨田昌孝選手(現・北海道日本ハムファイターズ監督)を代打に送る。1塁が空いていたため敬遠策も考えられたが、ピッチャーの牛島は
「今日の近鉄は執念で攻めてくるので誰と勝負しても同じ。」
と梨田と勝負に出る。(なお、牛島は後に「現役最後の打席が敬遠じゃ梨田さんに対して失礼になると思って勝負した。」ともコメントしている。)
そして、梨田のプロ野球人生最後の一打はセンター前に落ちるタイムリーヒット。2塁走者鈴木は際どいタイミングながら懸命にタッチをかいくぐり生還、4-3と勝ち越し。この瞬間近鉄ベンチは喜びを爆発させた。

近鉄1点リードで迎えた9回裏は、吉井が8回から続投も制球が定まらず2連続四球を与える。
ここで、仰木彬監督(故人)は当時のエースだった阿波野秀幸投手(現・解説者)をリリーフに送る。阿波野は2日前に9回を投げきって完投しており本調子にはほど遠く、2死満塁とピンチを背負うが、何とか最後のバッターを三振に切ってとり、ゲームセット。苦しみながらも近鉄は勝利を収め、辛くも奇跡の逆転優勝へ望みをつないだ。

000 010 021 =4 近鉄
200 000 100 =3 ロッテ

(勝)吉井 10勝2敗24S (S)阿波野 14勝12敗1S
(敗)牛島 1勝6敗25S
(本)愛甲17号 鈴木20号

そして、いよいよダブルヘッダー第2試合ですべてが決まる。

次回に続く。

テーマ:プロ野球 - ジャンル:スポーツ

  1. 2008/11/02(日) 00:41:02|
  2. スポーツ全般
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:0

あれから10年(11.1)

1998年11月1日。
第118回天皇賞が開催されるその日は、最強馬誕生の日になるハズだった。

その年「彼」はバレンタインS(東京芝1800m・オープン)を快勝してから6連勝中。
金鯱賞(中京芝2000m・GII)では2着ミッドナイトベットに大差をつける大楽勝のレコード勝ち、続く宝塚記念(阪神芝2200m・GI)に勝って晴れてGIホースの仲間入りを果たすと、秋緒戦となる毎日王冠(東京芝1800m・GII)では当時最強の呼び声高かった4歳(馬齢表記は当時)外国産馬エルコンドルパサー、グラスワンダーの2頭を完全に子供扱いして影さえ踏ませぬ完勝。

そして、満を持して臨む次の天皇賞・秋で、いよいよ現役最強馬の座を手に入れようとしていた彼。
希代の快速馬にして逃げ馬の彼の前を走れそうな馬など、どこにも見当たらなかった。唯一の不安要素といえば枠順ぐらいだったが、絶好の最内枠に入ったことで不安も一掃され、彼の勝利は揺るぎないものとなったかに見えた。単勝オッズ1.2倍という圧倒的1番人気が、それを如実に物語っていた。

ところで、当時の天皇賞・秋には「1番人気は勝てない。」というジンクスがあった。
実際のところ、1987年ニッポーテイオーを最後に10年連続で1番人気馬の勝利がなく、しかもその間に敗れた1番人気馬はオグリキャップ、メジロマックイーン、トウカイテイオー、ライスシャワー、ビワハヤヒデ、ナリタブライアン、サクラローレル、バブルガムフェローと錚々たるメンバーが揃っていることから「府中には魔物が棲んでいる。」とまで言われていたほどだった。
とはいえ、そんなジンクスも今年に限っては無縁に思えた。それほど彼の強さは圧倒的で、非の打ち所がなかった。

そして、迎えたレース当日。
ゲートが開き、絶好のスタートを切った彼は順調に加速、みるみる後続を突き放しにかかる。
「この馬に乗るときはいつもタイムトライアルのつもりで乗っている。」
と武豊騎手はコメントしたことがあったが、その発言通り、他馬など眼中にないといった様子で一気に後続との差は10馬身以上にも拡がった。快調に飛ばす彼がちょうど半分、1000mのハロン棒を通過した時点でのタイムは57秒4。並みの馬なら明らかに玉砕必至のオーバーペースだが、他馬とはスピードの絶対値が違う彼にとっては至ってマイペース。後続との差は一向に縮まらないなか、彼は第3コーナーを回り、東京競馬場の名物大ケヤキの向こう側を駆け抜けていく。いよいよ彼の勝利が濃厚となったかに見えた、次の瞬間・・・。

突然、彼は前脚を庇うようにしてズルズル失速すると、第4コーナー手前で立ち止まった。馬体に何か異常が起こったのは明らかだった。

彼をコースアウトさせた武豊騎手が背中から降りる。その横を、後れてやってきた11頭が通り過ぎてゆく。先頭でゴールを駆け抜けると誰もが信じた彼は、ただ1頭ゴールを駆け抜けることができなかった。府中の魔物は生きていた。1番人気が勝てないというジンクスは、最悪のかたちで彼に降りかかってしまった。

彼がいなくなったレースを制したのは、伏兵オフサイドトラップ。勝ちタイムは1分59秒3だったから、計算上は彼が残り1000mを1分2秒と大幅にペースダウンしなければ勝てなかったことになる。彼がそんなに早くバテていたとは思えないから、無事ならおそらく1秒以上の差をつけて先頭でゴールを駆け抜けていたことだろう。もっとも、今となってはそれは無意味な仮説に過ぎないけれど。

やがて馬運車がやってきて、彼を乗せていった。それが、彼の最後の姿となった。
左前脚手根骨粉砕骨折、予後不良。そう診断された彼には、間もなく安楽死処分の措置がとられた。
最強馬の称号を手に入れるハズだった彼は、ひっそりとその短すぎる生涯を終えて天国へと駆け上がって行ってしまった。

粉砕骨折といえば、通常は馬が痛みに耐えかねて、激しく転倒するぐらいの故障だといわれている。
しかし、それでも彼は、騎手が落馬しないように痛む脚を必死に踏ん張って耐えたんだそうだ。(騎乗していた武豊騎手談。)

毎年この時期、天皇賞のシーズンになると、彼の非業の死を思い出さずにはいられない。
所詮サラブレッドとは経済動物、手の施しようのない重傷を負った馬や、能力に見切りをつけられた馬が毎年数え切れないほど処分されている実情など百も承知しているし、それについて今さら感傷に浸るつもりはない。あくまで競馬とはそういうもの。

それでも、やはりあのようなシーンは、できれば見たくない。
彼・・・サイレンススズカに、合掌。

サイレンススズカ(牡・栗毛)
父:サンデーサイレンス 母:ワキア(母の父:Miswaki)

1994年5月1日生(北海道・稲原牧場生産)
栗東・橋田満厩舎
生涯成績:16戦9勝(海外1戦0勝)
主な勝ち鞍:宝塚記念(GI)・中山記念(GII)・金鯱賞(GII)・毎日王冠(GII)・小倉大賞典(GIII)
1998年11月1日没

テーマ:競馬 - ジャンル:スポーツ

  1. 2008/11/01(土) 01:01:01|
  2. スポーツ全般
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

はいはい、負け負け。

まずは菊花賞の反省から。

◎スマイルジャック(16着・・・)
○アグネススターチ(17着・・・)
▲スマートギア(4着)
△ミッキーチアフル(15着・・・)
×マイネルチャールズ(5着)

結論。
よこてん、お前のせいじゃコラ!

いや、もっと淀みない流れになって先行馬有利の展開になるかと思ったけどさ。横山典弘騎手が仕掛けてアグネススターチと競り合う格好になったもんだから、1000m通過が58秒台。3000mの長丁場でコレはないわ。おかげで前に行った馬、みんな潰れたもんね。先行馬を中心にシルシつけてた望実さん、涙目。(泣)

あとはオウケンブルースリ、府中に強くて京都では真価を発揮できないトニービン産駒の見本のような馬だったジャングルポケットを父にもつということで今回はパスしたんだけど、この馬を少々軽視しすぎたな。
それと2着に入ったフローテーション、調教のデキが良くなかったこともあって完全にアウトオブ眼中でした。ま、何もかもアテが外れましたね。はいはい、ヘボな予想ですんませんでしたね〜。(逆ギレかよ・笑)

さて、今週は天皇賞・秋。
懲りずに予想いくよー。

◎ディープスカイ
○ウオッカ
▲ダイワスカーレット
△ドリームジャーニー
×アドマイヤフジ

まぁ、本命は順当に◎ディープスカイかな。古馬とは初対戦になるけど、3歳馬ってことで斤量も56kgと2kgのアドバンテージがあるし、素直に考えて上位は固いでしょう。
対抗には○ウオッカ、3番手に▲ダイワスカーレット。一般に牝馬は牡馬よりも能力が落ちると見られるのが普通だけど、この2頭は牝馬だと思わない方がいい。
ウオッカは今年の安田記念勝ってるし、府中の古馬マイルGIで勝ち負けできる馬は天皇賞・秋でも十分通用する。
ダイワスカーレットは脚部不安からの休養明けということでやや評価を下げてみたけど、過去10戦7勝2着3回連対率100パーセントと安定感抜群で、今回も侮れない。

正直、この3頭で決まりなんじゃないかと思ってるんだけど・・・。
4番手以下も一応予想してみる。

重賞2連勝中の△ドリームジャーニーを4番手評価に。相手が格段に強くなる今回はどこまで通用するか。
×アドマイヤフジは宝塚記念0.5秒差の6着、前走の毎日王冠は0.3秒差の3着とレース内容自体は悪くないので押さえ。ただ、今回はあんまり手広く狙っても儲けにならないような気がする。

あと、全然話は変わるんだけど、天皇賞・秋といえば思い出すのは10年前のあの悲劇。
次の記事で、ちょっといろいろ書いてみたいと思う。

テーマ:競馬 - ジャンル:スポーツ

  1. 2008/10/31(金) 00:40:13|
  2. スポーツ全般
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
次のページ

プロフィール

Author:望実(のぞみ)
性別:♂
生年月日:197x.03.09
星座:魚座
血液型:A型
出身地:兵庫県西宮市
生息地:大阪府
趣味:草野球・読書

カレンダー

11 | 2008/12 | 01
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

記事カテゴリ

月別アーカイブ

最近のコメント

最近のトラックバック

最近の記事

アクセスカウンタ

現在の閲覧者数

リンク集(五十音順)

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード